令和6年第3回定例月会議(9月27日)での一般質問

日記

皆さま、こんにちは。
9月27日の定例月会議で、感染症対策について一般質問を行いました。市民の皆さまが安心して日々の暮らしを送れるよう、これまでの経過や現状を丁寧に確認し、今後のあり方を問う機会といたしました。以下に、主なやりとりをまとめ、お伝えします。

1 新型コロナウイルス感染症のこれまでの経過と現状

質問
これまでの感染者数や死亡者数の推移、症状の特徴はどのようなものであったか。また、5類移行後の新型コロナと季節性インフルエンザを比較した場合、感染状況や重症化の度合いなどに違いはあるか。

答え

  • 令和2年の第1波から始まり、デルタ株の流行期には重症者が急増しましたが、オミクロン株が主流となって以降は風邪に似た軽症例が多くなりました。
  • 全数把握が終了した令和5年5月8日までの国内累計では、感染者約3,380万人、死亡者約7万4,700人です。
  • オミクロン株以降の重症化率・致死率は、60歳未満で季節性インフルエンザとほぼ同等(重症化率0.03%、致死率0.01%程度)まで低下しており、現在は季節性インフルエンザと同程度のリスクと見なされています。

2 新型コロナワクチンの効果について

質問
当初95%前後と大きく報道された感染・発症予防効果や、後に強調された重症化予防効果は、実際にはどの程度だったのか。また、期待された「集団免疫」は実現したのか。

答え

  • 厚生労働省の科学的知見(令和5年11月)では、感染予防・発症予防効果は20~40%程度、入院予防効果20~70%程度、重症化予防効果40~70%程度とされています。
  • 効果の持続期間が短く、ウイルスが変異を繰り返すため、集団免疫の獲得は難しく、個人レベルの重症化予防に主な意義があるとされています。

3 その他の感染症対策の現状

質問
5類移行後の本市における日常的な感染症対策は現在どのようになっているか。

答え

  • 手指消毒液の設置、マスク着用は個人の判断に委ねつつ、窓口対応時や医療機関訪問時は着用を推奨
  • パーティションは原則撤去(本庁舎一部は継続)
  • 換気は引き続き実施
    これらの対策を職員ガイドラインにも反映し、状況に応じて見直しながら、関係機関と連携して市民の安全・安心を守る体制を維持しています。

4 副反応報告と健康被害救済制度の状況(再質問)

質問
本市での副反応疑い報告や、健康被害救済制度の申請状況はどうなっているか。

答え

  • 令和4年度以降、予防接種健康被害調査委員会を7回開催
  • 申請12件(認定9件、否認1件、審査中・相談中計5件)
    市民の皆さまが安心して相談できるよう、引き続き丁寧な対応を続けています。

5 10月からの定期接種と情報提供のあり方(再質問)

質問
10月から始まる高齢者向け定期接種では、どのようなワクチンを使用する予定か。また、接種を検討される市民が有効性だけでなくリスクも十分に理解できるよう、どのような情報提供を行うのか。

答え

  • 使用ワクチンは医療機関が選択します(従来型mRNA、組み替えタンパク、新たなレプリコンワクチンなど5種類)
  • ホームページ等で正確な情報を分かりやすく発信するとともに、医師会を通じて医療機関に、接種前に一人ひとりに丁寧な説明を行い、十分な理解を得た上で接種していただくよう協力を依頼していきます。

最後に 意見・要望

新型コロナウイルス感染症は、私たちの暮らしに大きな影響を与えました。5類移行から1年余り、感染状況は落ち着きを見せていますが、ワクチン接種後に体調を崩された方もいらっしゃいます。
市民の皆さまがご自身やご家族の健康について、正しい知識をもって判断できるよう、これからも正確でバランスの取れた情報をお伝えしていくことが大切だと考えます。
特にこれからの定期接種では、医師による丁寧な説明と、市民一人ひとりが納得した上で選択できる環境を整えていただくよう、強くお願いいたしました。

今後も、皆さまの安心・安全な暮らしを守るため、議会活動を通じてしっかりと取り組んでまいります。
ご覧いただき、ありがとうございました。

秦野市議会 録画中継

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