皆さん、こんばんは。 中村知也です。
人口減少、少子化。 合計特殊出生率は国全体で1.2前後、秦野市では最近のデータ(令和5年度時点)で0.97という数字が出ています(神奈川県人口動態調査より)。 最近、この問題を考えるたびに胸がざわつきます。
Aiを使いながら私なりの視点で考察した内容をブログ記事として13日連続投稿していきたいと思います。

子どもを持つことを夢見てきた世代として、 そして今、自分も親として子育てを経験している身として、 「なぜこんなに子どもを産む人が減っているんだろう」 という思いが、どうしても拭えません。
私自身、科学者でも専門家でもありません。 ただ、一人の父親として、一人の日本人として、 この現実を前にして、 「自分たちは何を失いつつあるのか?」 と、問い続ける毎日の中で見えてきた一つの言葉が、 「進化の罠に嵌まった繁栄の代償」 です。
私たちは今、世界で最も豊かで、安全で、便利な時代に生きています。 子どもが病気で亡くなる確率は極めて低い。 安い物も、高い物も、美味しいものも溢れています。 コンビニは24時間開いてるし、スマホ一つで何でも手に入る。 教育も医療も、すべてが揃っている。 これほど恵まれた環境は、人類史上かつてなかったはずです。
でも、その「恵まれた環境」が、 私たちの心と体に刻まれた古い本能に、 予想外の影響を与えているようです。
私たちの本能はこう言うんです。 「子どもがほぼ確実に生き残るなら、 たくさん産む必要はない。 少ない子に、しっかり愛情と時間を注ごう」
その判断自体は、とても自然で、正しい。 誰も責められるものじゃないと思います。
なのに、その「正しい判断」の積み重ねが、 今、日本では出生率1.2前後、秦野市では0.97という、 とても寂しい数字を生んでいる。
ここで大事な用語を簡単に説明させてください。 合計特殊出生率(TFR)とは、 「1人の女性が生涯に産む子どもの推定平均数」のことです。 そして、人口置換水準とは、 人口が長期的に安定(減少も増加もしない)するために必要な水準で、 先進国ではおおむね2.1とされています。
これは、子ども2人で両親を「置き換え」、プラス0.1で女児の生存率や性比を調整した数字です。
つまり、2.1を下回り続けると、長期的に人口は減少し続け、 持続不可能な「滅びの道」に向かうことになります。 今、日本はすでに長年この水準を大幅に下回っている現実があります。
私も、読んでいる皆さんも、 きっとどこかで同じような気持ちを抱いているんじゃないでしょうか。 「子どもを産みたいのに、なかなか踏み出せない」 「産むのが怖い、負担が大きい」 「でも、このままだと日本が…」 という、複雑で切ない思い。
私は専門的な答えを押しつけるつもりはありません。 ただ、歴史を振り返ったり、世界の様子を見たりしながら、 「どうしてこうなったのか」 「私たちにできることは何か」 を、ゆっくり一緒に考えていけたらと思います。
明日(Day 2)は、 「昔の人間の本能と、今の私たちの暮らしの大きなギャップ」 についてです。
もし、少しでも共感できるところがあれば、 ぜひ一緒に考えてみてください。
中村知也 2026年1月12日 夜
データ確認の案内
- 全国の合計特殊出生率(2024年1.15)や乳児死亡率(約2/1000) → 厚生労働省「令和6年人口動態統計(確定数)の概況」
- 秦野市の0.97(令和5年度) → 神奈川県「令和5年衛生統計年報」 、神奈川県人口動態調査
- 人口置換水準(2.1)の根拠 → 国連「World Population Prospects 2024 Summary PDF」 → PDFを開いて検索「2.1」 → 「replacement level of 2.1 live births per woman」と太字で直接書いてあります(先進国基準)。 → 「More than half of all countries… below the replacement level of 2.1」と明確。 → 日本語版解説:国立社会保障・人口問題研究所まとめ → 「人口置換水準の2.1」と記述。 → 参考報道:BBC記事「世界の出生率、驚異的な低下 23カ国で今世紀末までに人口半減=米大学予測」 → 「先進国で2.1になる」と日本語で説明(性比・死亡調整済み)。
進化の罠連載 #少子化を一緒に考える
「Day 2へ続く」

