令和7年第3回定例会 閉会日(9月30日)での決算認定に関する討論
9月30日の秦野市議会定例会において、令和6年度秦野市一般会計歳入歳出決算の認定について、志政会を代表して賛成の立場から討論を行いました。
令和6年度は、物価の高騰や国際情勢の不安定さが続く厳しい環境の中でも、本市では市民生活の安定と地域の発展に向けた取り組みが着実に進められてきました。そうした努力を評価し、決算の認定に賛成の意を表しました。
主な評価点
・秦野名水を活かした魅力づくりのさまざまな取り組み
・高齢世帯へのフレイル予防や、青パトによる特殊詐欺対策などの地道な活動
・産後ケアの充実、子ども医療費助成制度の拡充、放課後児童ホームの対象拡大など、子どもや子育て世代への支援
・小田急線4駅周辺にぎわい創造プロジェクトの一環として、鶴巻温泉弘法の里湯が入館者数の過去最高を記録したこと。これは市と地域が連携した成果であり、鶴巻地区のさらなる発展に向け、今後も地域とともに施設のあり方を検討し、にぎわいを創出していただくことを期待しています。
要望した課題
一方で、いくつかの課題についてもお伝えし、改善を強くお願いしました。
- 市役所庁舎の建て替えについて
現庁舎は老朽化が進んでおり、今後20年間の維持管理に多額の費用がかかることが明らかです。市民の利便性や職員の執務環境、人材確保の観点からも、早急な建て替えの検討が必要です。基金の積み立てと計画的な準備を進め、後手に回ることなく早期の決断と実行をお願いしました。 - 新型コロナワクチン接種について
感染予防効果は限定的である一方、重症化予防効果はあるとされる中、全国で副反応や健康被害の報告も増えています。市民の生命と安全を守る立場として、市長には常に事実に基づいた偏りのない情報収集に努め、迅速かつ誠実に市民へお伝えいただきたいと思います。また、接種の利益と不利益を丁寧に説明し、救済制度の周知を徹底することで、市民の信頼と安心を守っていただくことを求めました。 - デジタル化に伴う問題への対策について
行政手続や地域通貨、学校教育など、さまざまな分野でデジタル化が進み、便利さを実感する機会が増えています。しかし、デジタルリテラシーの格差が大きく、子どもや若者のSNS依存、うつ症状、自殺リスクの増加、生成AIを悪用した高度な特殊詐欺など、負の側面も目立つようになってきました。
こうした問題をしっかりと注視し、市民のデジタルリテラシー向上のための教育機会の提供や、最新技術に対応した未然防止策を積極的に進めていただくことを要望しました。
以上の点を申し述べ、市民の暮らしを支え未来を切り拓く諸施策が着実に進められたこの決算を評価しつつ、今後も健康、教育、地域振興、防犯・防災の各分野でさらに充実した取り組みを期待して、賛成討論といたしました。
引き続き、市民のみなさまの声に耳を傾けながら、秦野市のより良い未来のために取り組んでまいります。ご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

