令和7年第1回定例会 閉会日(3月24日)での討論をお伝えします
令和7年第1回定例会におきまして、志政会を代表して、いくつかの議案と陳情について討論を行いました。主な内容を、お伝えします。
議案第1号 令和7年度秦野市一般会計予算について(賛成討論)
予算総額は640億7,000万円と過去最大規模となり、多くの部分で適切に計画されていると評価しています。一方で、いくつかの点について疑問を感じ、以下の意見と要望を述べました。
・健康福祉分野と教育のICT化に関する支出が増加していることについて
特にコロナ禍以降、健康福祉に関する支出が目立って増えています。また、ICT教育の整備も進んでいますが、海外では児童の成績低下や心身への影響が指摘され、見直しが進んでいる事例もあります。未来を担う子どもたちを守るため、状況を注視し、慎重に取り組んでいただきたいと思います。
・はだのスポーツビレッジについて
計画が拙速に感じられ、市民の健康増進に本当に役立つ施設となるか不透明な点があります。18ホールの計画はもちろん、指定管理の取り決めが市民の利益となるよう調整し、議会にもお示しいただくことを要望します。
・本庁舎の建て替えについて
躯体の耐用年数は2043年までありますが、それまで待つ間に必要な改修費用が発生し、建て替え時には多くが無駄になる可能性があります。不確実性の高い時代だからこそ、次世代に負担を先送りせず、早期の建て替えに向けた計画着手をお願いしたいと思います。
・脱炭素・ゼロカーボン関連施策について
世界情勢を見ると、気候変動対策をめぐる議論が多様化しています。国の施策にそのまま従うのではなく、幅広い情報や科学的な知見を集め、真実を見極めていただきたいです。市民の血税が無駄にならないよう、適切な配分をお願いします。
そのほか、市長が報徳思想を市政に生かそうとされている姿勢に期待を寄せ、他の会派のご提案も実現に向け検討を進めていただけるようお願いしました。全体として、本予算に賛成の立場を取らせていただきました。
令和7年陳情第6号 子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の健康被害に対する審査を実施することを求める陳情について(賛成討論)
HPVワクチン接種後に、深刻な健康被害に苦しむ方が多くいらっしゃいます。全身の痛みや歩行困難、記憶力の低下などの症状が報告されており、救済制度でも因果関係の証明が難しく、十分な支援が届いていないのが現状です。
被害者とご家族の苦しみに寄り添い、保険会社の審査がより柔軟で実情を反映したものとなるよう、自治体として働きかけていただきたいと思います。これは人権に関わる大切な問題であり、予防接種政策への信頼を守るためにも必要なことと考え、陳情に賛成いたしました。
議提議案第4号 ガソリン税の暫定税率撤廃を求める意見書の提出について(賛成討論)
ガソリン税の暫定税率は、約50年前に一時的な措置として導入されたものですが、今も続いています。物価高騰の中で、運送業や農業、一般家庭に大きな負担となっており、撤廃すれば1リットル当たり約25円の軽減が見込まれます。また、二重課税の問題もあり、税制の透明性と公平性を高めるためにも、撤廃は時代に合った改善だと考えます。
国民生活の困窮を少しでも和らげる具体的な一歩として、この意見書の提出に賛成いたしました。
これらの討論を通じて、市民の皆様の暮らしや子どもたちの未来を守る視点から、さまざまな課題について執行部へ要望を伝えました。引き続き、皆様のご意見を大切にしながら、市政に取り組んでまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。

