令和7年予算決算常任委員会文教福祉分科会(2025年3月5日)

議会活動

令和7年予算決算常任委員会文教福祉分科会(2025年3月5日)

みなさま、こんにちは。志政会の中村知也です。

令和7年予算決算常任委員会文教福祉分科会にて、文教福祉分野の予算について質問させていただきました。主な内容をお伝えします。

みらいの学び舎づくり推進事業(大根中学校区の学校整備)

質問
大根中学校区を対象とした学校整備構想の策定について、懇話会の構成や開催状況、寄せられている意見、次年度のスケジュールなどをお伺いしました。

市の答え
懇話会は、地元自治会長、各学校の校長・PTA会長、有識者などで構成され、13人の委員とオブザーバーが参加しています。昨年10月から月1回程度開催し、現在までに4回の懇話会と1回の先進視察を実施しています。
意見としては、義務教育学校制度への期待や学力向上、不登校対策、異学年交流の可能性などソフト面での声が多く、ハード面では大根小・中学校敷地の活用を望む意見の一方で、通学距離への配慮や公民館との複合化なども議論されています。
次年度は月1回の懇話会を継続し、9月頃に提言書を提出いただいた後、庁内検討や市民意見を踏まえ、年度末までに整備構想を策定する予定です。

意見・要望
大根地区の取り組みは、今後の全市的な学校整備の重要な参考となるものです。財源に限りがある中、子どもたちや地域のみなさんの思いと行政が同じ方向を向いた学校施設となるよう、丁寧な対応をお願いしました。

地域学校協働活動推進事業(寺子屋事業)

質問
事業費の増額理由、現在の状況、今後の展開についてお伺いしました。

市の答え
増額は学習支援員の報酬上昇によるものです。現在、市内16か所で実施しており、テストの成績向上や学習習慣の定着といった保護者・子どもからの声が寄せられています。今後は新たな設置場所の検討やデジタルコンテンツの活用を進め、地域とデジタルを組み合わせた支援の充実を図る予定です。

意見・要望
寺子屋の本来の精神である道徳教育や人間性を育む視点も取り入れながら、設置箇所のさらなる拡充をお願いしました。

教育指導運営費(医療的ケア看護職員配置)

質問
医療的ケアが必要な児童・生徒への支援内容と背景、対象者数についてお伺いしました。

市の答え
日常的な医療的ケアが必要な園児・児童・生徒に対し、看護師を常駐または訪問で配置します。国による医療的ケア児支援法の成立や、本市での過去の対応が背景にあります。新年度は小学校2人、中学校1人の計3人を想定しています。

意見・要望
子どもたちが安心して学べる環境整備を引き続きお願いしました。

学校ICT推進事業

質問
ICT支援員の任用方法が業務委託から会計年度任用職員へ切り替わる概要と経緯、専門性の維持についてお伺いしました。

市の答え
人件費高騰により業務委託費が2倍以上となる見込みだったため、会計年度任用職員へ変更します。学校訪問や機器トラブル対応、教材作成などの支援を継続し、専門性は十分確保できる配置を進めています。

意見・要望
専門性の高い分野だからこそ、自ら対応できる体制が重要です。支援の継続をお願いしました。

中学校給食事業

質問
中学校給食実施協議会の内容や地産地消の推進についてお伺いしました。

市の答え
JA、商工会議所、関係部署、学校長などで構成され、安全・安心な食材調達や地産地消、生徒に喜ばれる給食について意見をいただいています。野菜はJAと協定を結び旬の献立を作成、肉・魚は市内業者から優先購入し、市内調達率向上に努めています。

意見・要望
世界情勢の不安定さを踏まえ、食料生産の長期的な視点での全庁的な取り組みをお願いしました。

公民館維持管理費(南公民館)

質問
南公民館の更新に向けた地盤調査とスケジュールについてお伺いしました。

市の答え
最も古い施設である南公民館は2030年更新時期を迎えます。学校複合化の時期差を考慮し、現在の場所での建て替えを検討。新年度は地盤調査を実施し、地域・利用者の意見を聞きながら進めます。

意見・要望
生涯学習の場、地域コミュニティの拠点、災害時の避難所としての機能を備えた、安全で快適な施設となるよう丁寧な検討をお願いしました。

感染症対策事業(帯状疱疹ワクチン予防接種)

質問
予算増額理由、罹患者数の推移、県内他自治体の状況、接種の実施方法についてお伺いしました。

市の答え
新型コロナ・帯状疱疹ワクチンの定期接種化が主な増額理由です。帯状疱疹は加齢や水痘ワクチン定期接種の影響で増加傾向にあり、県内16市町村が既に任意接種で助成を実施しています。接種は希望者に対し、利益とリスクを十分説明した上で進め、広報紙やホームページで正しい情報を発信します。

意見・要望
ワクチンのリスク情報も含めた丁寧な情報提供と、薬価などの透明性を高める工夫をお願いしました。

ファミリー・サポート・センター事業

質問
会員数・利用状況、支援会員の増加に向けた取り組みについてお伺いしました。

市の答え
依頼会員約1,480人、支援会員約550人、今年度利用件数は約5,400件で、次年度も同程度の見込みです。ホームページ・広報・研修会などで支援会員を募集し、交流会でスキルアップやリフレッシュを図っています。

意見・要望
子育て相互援助の心温まる取り組みを継続するため、支援会員のさらなる増加と、OMOTANコイン活用の検討をお願いしました。また、市民の善意による子育て支援活動全体への支援もお願いしました。

地域密着型介護施設等整備事業補助金

質問
補助金の概要と対象サービスについてお伺いしました。

市の答え
県補助金を活用し、看護小規模多機能型居宅介護と定期巡回・随時対応型訪問介護看護の整備を進めています。後者については既に1事業者の応募があり、選考中です。

意見・要望
高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、計画的な介護サービス整備をお願いしました。

引き続き、子どもから高齢者まで、すべての市民が安心して暮らせる秦野市の実現に向けて取り組んでまいります。ご覧いただき、ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました