令和6年第2回定例会(2024年6月19日)一般質問

日記

今回は、子どもの心を育む教育について、一般質問を行いました。以下に、その内容をお伝えします。

質問

大項目として、子どもの心を育む教育についてお伺いしました。

(1)有害なコンテンツから児童・生徒を守る取組について
前回の3月定例会で、タブレット端末の情報リテラシー教育に関して質問し、端末の実機を調べた結果、有害なコンテンツへのアクセスが懸念される点をお伝えしました。残虐な描写を含むサイトが見られる状況を指摘し、市として児童と家族を守る対策をお尋ねしました。
その後、タブレット端末の利用環境に変化はありましたか。何か新たな対策は講じられましたか。
また、ホワイトリスト方式の導入を検討してはいかがでしょうか。他の自治体での取り組み状況も踏まえ、安全面の強化についてお考えをお聞かせください。
さらに、教員や保護者の意識を高めるための具体的な取組は、どのように進められていますか。
加えて、学習アプリに表示される広告の問題や、フィルタリングの解除方法が容易に検索できる現状を挙げ、持ち帰りの制限など、児童の安全を守る工夫をお伺いしました。

(2)中学校教科書の採択について
来月7月の委員会で中学校教科書の採択が予定されていますが、採択に至るまでの流れをお教えください。
また、短い時間で教育委員が採択するための工夫はどのようにされていますか。
教育基本法や学習指導要領に沿った対応は、どう工夫されているのでしょうか。
さらに、検定合格の教科書を副読本として家庭から持ち込み、授業で使用することは認められますか。

答え

教育部長より、丁寧なお答えをいただきました。

(1)有害なコンテンツから児童・生徒を守る取組について
前回の指摘を受け、春季休業中にタブレット端末のアクセス制限を強化し、ブラックリスト方式からホワイトリスト方式へ緊急対応しました。しかし、中学校からの意見や全国的な状況を考慮し、新学期からブラックリスト方式に戻し、フィルタリングを強化しています。
全国の自治体ではホワイトリスト方式を採用している例は確認できず、児童・生徒の安全確保を重視した取り組みを継続します。
教員向けには、ネットリテラシー研修を毎年実施し、今年度は対象を広げて開催します。保護者向けには、学校保健安全委員会などで啓発を進め、家庭のスマートフォン利用についても注意喚起を強化します。デジタル社会での子育てを支えるため、各校と協力してまいります。

(2)中学校教科書の採択について
採択方針は、5月の教育委員会で議決され、公明・適正、学習指導要領に基づく調査研究、学校・地域の特性考慮などを内容としています。同一教科書の4年間使用が原則で、今年度は中学校の採択替えを行います。
秦野市教科用図書採択検討委員会を設置し、調査員が1か月研究した資料を基に報告書を作成します。近隣自治体との意見交換も行い、公正中立を担保します。最終的に、7月下旬の教育委員会会議で記名投票により決定します。
教育委員への工夫として、教科書が揃い次第速やかに提供し、2か月以上読み込んでいただきます。今年度は71種類142冊を検討します。
教育基本法や学習指導要領の対応として、資料提示や編修趣意書の活用により、各教科書の特色を把握していただいています。
副読本については、教科用図書が発行されていない場合に使用可能で、発行されている教科では補完目的に限り活用します。地域関連の書籍提供は、教育委員会と連携し、学習指導要領に基づいて配慮します。

意見・要望

子どもの心を育む教育の重要性を強く感じています。タブレット端末やSNSを起因とした犯罪が増えている中、デジタルデバイスの利用環境を整え、教員・保護者・行政が連携して意識を高めることが大切です。
教育基本法の目的である人格の完成を目指し、教科書の採択では、日本の歴史や文化を愛する心が育つものを考慮いただければ幸いです。副読本の活用も、児童の成長を支える一助になると信じます。

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