令和6年予算決算常任委員会(2024年9月11日)での総括質疑

日記

令和5年度決算を審議する予算決算常任委員会で、志政会を代表して総括質疑を行いました。
物価高騰や人口減少など厳しい状況の中でも、市民生活を支え、将来を見据えた様々な取組が進められていることを確認できました。ここでは、主な質問と市の回答、そして私の意見・要望をお伝えします。

1 秦野名水の保全と利活用

質問 名水復活宣言20周年で行った啓発活動と、地下水を次世代に引き継ぐ取組について
市の回答 名水フェスティバルでの記念式典や、弘法の清水の水屋建て替え記念祝賀会を実施。生活の中で使い続けることで名水を守り、かん養事業や環境教育を市民と一緒に進めていく。
意見・要望 環境教育は郷土愛を育む素晴らしい取組です。これからも名水の魅力を発信し続け、市民の皆様とともに大切な水資源を次の世代へ確実に引き継いでいただきたいと思います。

2 フレイル予防(高齢者が要介護にならないための取組)

質問 本市の高齢者向けフレイル予防支援の状況について
市の回答 健康診査でリスクのある方を抽出し、専門職が個別指導。通いの場での運動・栄養・社会参加の講座や、イオンとの共同イベントで啓発を行っている。
意見・要望 フレイル予防は健康寿命を延ばし、介護費の抑制にもつながります。まだ認知度が十分とは言えませんので、引き続き啓発活動に力を入れていただければと思います。

3 学校体育施設の老朽化対策

質問 学校体育館を安心して使えるようにするための対応について
市の回答 定期点検や教職員の巡回点検、夏休みの全校訪問などで状況を把握し、優先順位をつけて計画的に改修を行っている。
意見・要望 学校体育館は子どもたちだけでなく地域の皆様の健康づくりや避難所としても大切な場所です。不具合には早期に対応し、次期総合計画でも計画的な保全をしっかり位置づけていただけるようお願いいたします。

4 産科有床診療所の開設

質問 市内の産科有床診療所開設に向けた市の支援とその効果について
市の回答 上限1億円の補助制度を創設し、令和5年11月に開設。開設後まもなく233人の赤ちゃんが誕生し、現在は市内出生の約4割を占めている。
意見・要望 市内で安心して出産できる環境が戻ったことは本当に喜ばしいことです。これからも診療所と連携し、子育てしやすいまちづくりに一層力を注いでください。

5 幼児教育・保育の質の向上(はだのE-Lab)

質問 はだのE-Labで行っている具体的な取組について
市の回答 不登校支援、ICT活用、乳幼児教育センターの運営を3本柱に推進。今年4月には県内初の乳幼児教育センターを開設。
意見・要望 教育課題が山積する中、E-Labの役割はますます重要です。誰一人取り残さない教育の実現に向けて、引き続き全力で取り組んでいただきたいと思います。

6 学校給食の食べ残し対策と食育

質問 中学校給食の食べ残し軽減に向けた取組について
市の回答 栄養士が各校を訪問して生徒の声を聞き、献立改善や「Go Fun Week!」などの主体的な取組で残菜を大幅に減らした。
意見・要望 食育は子どもたちの心と体を育む大切な機会です。学校・家庭・地域が連携しながら、さらに進めていただければと思います。また、小学校調理室の暑さ対策もお願いいたします。

7 秦野駅周辺(北口社会実験・今泉地区区画整理)

質問 社会実験の総括と今後の活用、今泉地区B地区の進捗について
市の回答 社会実験で交流拠点や滞留空間のニーズを確認。今泉地区は移転46/64棟完了、事業費ベースで約7割の進捗。
意見・要望 北口は子育て世帯の声を生かした施設を。今泉地区は権利者の皆様に寄り添いながら、令和9年度完成を目指して着実に進めてください。

8 鶴巻温泉弘法の里湯

質問 利用者増加の要因と今後の展望について
市の回答 5類移行と登山者向け発信で17万4千人利用。施設老朽化対策を進めながら、地域と連携したにぎわい創出を進める。
意見・要望 鶴巻温泉の貴重な集客拠点です。地域資源を生かした取組はもちろん、将来的には美術館も含めた施設拡大も視野に入れて検討をお願いします。

9 震生湖誕生100周年記念事業

市の回答 企画展・見学会・記念式典など多数実施。次の100年も防災意識と地域愛を育む取組を続ける。
意見・要望 震生湖は貴重な震災遺構です。これからも子どもたちにその価値と教訓を伝え続けてください。

10 はだのスポーツビレッジ(パークゴルフ場含む)

市の回答 構想策定、ベルマーレと基本合意。パークゴルフ場は9ホールで初心者・ファミリー層向けに検討。
意見・要望 市民が気軽に利用できる施設となるよう、地域・議会との意見交換を丁寧に。パークゴルフ場は本格的な18ホールも視野に入れた検討を引き続きお願いします。

11 電子地域通貨「OMOTANコイン」

質問 事業者との調整状況について
市の回答 懇話会や商店会との意見交換を重ね、12月1日運用開始予定。市民・事業者・行政が一体となって普及を図る。
意見・要望 地域経済の好循環を生む可能性を大いに感じます。誰もが使いやすい環境づくりに、きめ細やかな支援をお願いいたします。

12 羽根森林資源活用拠点(旧羽根スポーツ広場)

市の回答 土地利用計画策定。レッドゾーン解除に向け費用を抑えた工法を検討中。
意見・要望 安全・環境・費用を慎重に考慮し、市民への説明責任を果たしながら進めてください。

13 新東名関連道路(菩提横野線・矢坪沢)

市の回答 用地契約率約8割。年内・年明けから順次着工予定。
意見・要望 新たなネットワーク形成で大きな効果が期待されます。残りの地権者の方にも丁寧な説明をお願いします。

14 移住・定住促進(はだの丹沢ライフ応援事業)

市の回答 令和5年度286世帯利用、市外からの転入155世帯。84%が「後押しになった」と回答。
意見・要望 住宅価格が高騰する中、若い世帯に選ばれるまちであり続けられるよう、魅力発信と支援の継続をお願いします。

15 ごみ減量・食品ロス対策

市の回答 啓発活動や事業者訪問で焼却量1,056トン減。令和7年度からプラスチック一括回収・毎週収集へ。
意見・要望 食品ロス削減は食育の観点からも重要です。先進事例も参考にしながら、さらに取り組んでいただければと思います。

市民の皆様が安心して暮らせる秦野市を、これからも皆様と一緒に築いてまいります。

今後ともよろしくお願いいたします。

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